日本作曲家選輯(2) 矢代秋雄  ピアノ協奏曲/交響曲

投稿者: | 2004年10月11日

矢代秋雄のCDを買ってみた。
矢代秋雄 ピアノ協奏曲/交響曲
詳細はこちら
こういう現代音楽って疎遠されやすいし、一般には受け難い雰囲気なんだけど、
矢代さんの曲は複雑な中にも親しみ易い何かを用意してくれていて、
そこをキッカケにこの世界に入った人が多いと思う。
僕は「交響曲」を中学時代に初めて聴いたんだけど、
この時、3楽章の冒頭と4楽章の主題でこの世界に吸い込まれた。
で、何年後かに都響のCDとスコアを入手し一気にひきこまれた。
しかし、生演奏はおろかCDも探すのが困難な程で、
高校時代からずっと探してたが、都響のを見つけたのも大学に入ってから。
で、安堵からかこれで満足してたのだが、最近ふとまた欲しくなり、これを見つけたのだ。
もちろん演奏の方はピカイチ!
オケは全体的にクリアな音でとても聴きやすかった。
ソロ等では思わず鳥肌が立つほどの名演も幾つか・・・。
ピアノに関しては、もう「すごい」としかいいようがない。
曲としてのすごさももちろんだけど、この複雑な音列を演奏者の手によって
とても自然なものにしてしまうのはすごい・・・。
曲については、ピアノ協奏曲の方は全く初めてだったんだけど、
こりゃスゴイ曲だね~。スコアを追うので精一杯。
曲もオケとピアノがバランス良く配合されてるみたいで、
複雑な曲ながらとても聴き易いというのが第一印象かな?
1楽章は神秘と不安が入り混じったような曲。
スコアの解説の通り、この雰囲気に「アニマート」という表題が入り込んで蠢いてる感じかな?
2楽章は題名の通り、ミステリアスな雰囲気。
これも一定のリズムで曲が成り立っており、それが時計の音のように曲の中で生き続ける。
3楽章は映画音楽を思わせる、とてもダイナミックな曲。
時折1楽章や2楽章のモチーフを覗かせながら、豪快に幕を閉じる。
どれも良かったけど、3楽章が特にお気に入りかな?
交響曲の方もスゴイ名演。(都響の方より良いかも)
オケの色がとても良く、4楽章なんか特に良い影響を受けている。
(あと、まさか2楽章があの速さとはねぇ・・・。)
これは本当にオススメの一枚です!
興味がある人は是非買ってみてねー。

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